松ア友理子(旧姓:越山)さん(5期)
佐藤さんは、田無高校在学中からボランティア活動に励み、福祉の道を目指して専門学校に学びました。専門学校在学中にフラメンコの世界に魅了され、プロとしての道を歩み、現在、フラメンコ舞踊家として活躍をされています。



 

 

松ア友理子(まつざき ゆりこ)(旧姓:越山)



1971年生まれ
1990年3月 田無高校卒業(5期)
1990年4月 武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)短期大学部生活学科
1992年4月 コンピュータやコピー機、通信機器の販売、保守、ソフト開発を行う商社に入社
1996年4月の結婚後も仕事を続けられ、現在は、営業アシスタントのリーダーとして、杉並区内にある支店に勤務

−まず初めに、今のお仕事について教えてください。

 杉並にある支店で、営業のアシスタントとして、お客様からの依頼や問い合わせに対する電話対応や経理等の事務処理を担当しています。ホワイトボードに営業の成績が書いてあり、ほんとに営業会社という感じで、朝のミーティングで支店長が、バーン!「○○、どうなってんだ!」みたいなこともたまにあります。


−今までどのような部署を経験されてきたのですか。あと、実際に営業先に出向いたりもするのでしょうか。

 地域ごとに事業所があって、私の場合は、新宿が最初で、四谷に異動して、また新宿に戻って、4年前に杉並にきました。ほかにも営業所はありますが、たいていその近辺で転勤があります。それぞれ受け持っている地域が異なるだけで、私が担当してきた業務はほぼ同じです。営業先などに行くことはないので、いわゆる内勤です。つまらなくないのとか、よく周りの人から言われますけど、そんなことはないですよ。

−仕事をされる上で辛かったことはありますか。

 新人のころは事務の処理ミスですね。注文された機械の台数が送信できていなくて、発注の流れが止まってしまったりとか。さすがに、今はそんなことないようにしてますが。

 5年目くらいでアシスタントのチーフになるので、責任感というか、そのプレッシャーに、初めは押しつぶされそうになりました。周りがミスしたら責任取らされて怒られる。手当てとかは付かないのに。(笑)

 あと、同僚が長期入院してしまい、残業が続いて、半泣き状態で仕事をしていたときもありました。

−逆に良かったことやうれしかったことを教えてください。

 お客様から感謝のお言葉をいただいたときですね。社内の人からも、「松アさんさすが!」とか言われるとうれしいかな。でも、最近はもうお局様だから、その後ひと言余計に「古いからね〜」とか付いちゃう。「古いよ!」って言い返してます。


−どの仕事でもそうですが、新人のころは大変ですよね。

 入って1、2年目は大変でした。ひと通りの仕事を覚えるのに3年くらいかかりました。それまでは、これってどうなんだろうとか、この先はどうなるのだろうとか、不安というかそういうものがあったのですが、そこを過ぎたら、ふっと開けたように、会社の全体的な流れも自分のなかで明確になり、自信を持って仕事ができるようになりました。


−仕事と家庭を両立されているわけですが、その秘訣みたいなものがあれば教えてください。

 基本的には家事が好きなんです。短大も家政科を選んだくらいですから。家のことは重荷ではないですね。でも、旦那はほとんどしません。友達には共働きなんだからもっと手伝ってもらいなって言われますけど。


−気分転換や健康のために何か続けている趣味などはありますか。


 趣味はピアノですね。ほとんど毎日1時間くらい家で弾いています。レッスンも受けてますが、ピアノのサークルにも入っていて、月に1回くらいスタジオを借りて、好きな曲を思いっきり弾いたりしています。明日もサークルの仲間3人で恵比寿でミニコンサートをするので、帰ったら練習します。 

 あと、最近は健康のためにバスを使わず、小金井公園を通過して、武蔵小金井駅まで約45分を歩いて通勤したりもしています。



−高校時代の同級生と会ったりはしていますか。

 今でも高校の友達とは連絡を取っていて、同じクラスやテニス部だった人とたまに会ったりしていますね。特に近所に住んでいる同級生とは、家族ぐるみでのお付き合いをしていて、最近も同級生で集まったりしました。


− 高校在学中の思い出は。

 2年の時の修学旅行が一番の思い出です。キャッキャしていた、本当に青春っていうのかな。誰々の写真撮ってきて〜とか。班行動もメンバーに恵まれて、すごく楽しかったですね。
あと、部活はテニス部だったのですが、2年くらいから欠席が増えたことは後悔しています。もっとちゃんと出てれば良かったなって。


− 進学の時点で就職を考えていたのですか。

 そこまでは考えていませんでした。家政科を選んだのは、お料理が好きだったから。授業はとてもおもしろかったですね。料理以外にも被服学(洋服を縫ったり)や住居学(室内デザイン)や心理学とか。とても役に立つ内容でした。

 就職活動の時は、古い言い方するとOA系はこれから伸びるかなって。

−これからの目標や夢はありますか。

 何年か前には、会社が終わってから夜間の学校に通うとか考えていたこともありました。旦那もいいよって言ってくれたけど、会社辞めないとやっぱり大変かなって諦めましたが、いろいろ勉強はしていきたいですね。お料理やお花とか。


− これから就職を考える後輩にひと言お願いします。

 景気もここにきてだんだん上向きになっていると思います。自分に合う合わないはあるかと思いますが、出来たら会社案内などの表向きなものだけでなく、直接その会社の方とお会いして生の声を聞くのがおすすめです。私は短大の就職課で今の会社に決めるにあたって、アポをとりOG訪問をしました。入社したら、たまたま配属先もその先輩と同じ部署で、すごくうれしかったですね。逆に、短大の後輩からもアポがあり、お話したこともありましたね。


−結婚式の二次会以来9年ぶり(!)にお会いしてお話しを伺いました。年賀状などのやりとりで、「はたらく主婦!」としてがんばっているなと感じてはいましたが、今回の突然の依頼にも快く応じていただきました。普通のOLだけど記事になる?と心配そうでしたが、話しは尽きることなく、予定の時間を大幅に過ぎてしまいました。(話しが脱線していた。若しくは私がしゃべっていたという声もあります。)最終的には、硬派の5期生(?)ということで意見の一致を見ました。ここには書けない話しもありましたが、その手の話題は、同期会やクラス会などの機会に盛り上がりたいと思っています。