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徳重 隆 先生

担当教科:数学
田無高校:1985(昭和60)年〜1997(平成9)年
飛鳥高校:1998(平成10)年〜
趣味:京都旅行

――先生、田無高校の印象はどうですか?転任されて改めて思うことはありますか?

「転任してみて思うことは特にはないね。それに、印象っていうよりも思い出の方が強いかな。」

――と言いますと?

「着任したのが開校3年目で、それから13年間いたわけだから、当時一緒だった先生方と一緒に田無高校を創っていったっていう思いが強いよね。」

――趣味は何ですか?

「京都に行くこと。」

――意外な趣味をもってますね。

「ああゆう風情のある所は落ち着くじゃない。」

――先生は来年教員生活25年を迎えるということで、その時もらえる休暇で家族で京都に行けたらなぁ、なんてこともおっしゃっていました。

――先生は何故数学の教師になったんですか?

「う〜ん、特に理由はないかな。ただ数学が好きだったっていうことしかないよね。でも、高校生の時とかはやっぱり数学の先生に世話になることが一番多かったかな。でも誤解するなよ。別に求人が数学科の教員しかなかったから、とかじゃないからな。」

――徳重節は今も健在です。

――先生は数学科の中では一番先輩ですね。

「うん。こんなの初めてだから、不思議でしょうがないよ。俺も年とったなぁ。」

――先生は数学科の先生の中では兄貴分的存在で、数学科準備室をいつもお茶の間に変えておられるようです。

――先生、今日は楽しいお話ありがとうございました。

「まぁ、また来いや。」

――再会できた喜びで会話に徹してしまい、用意していった質問の半分もしていないことに気づいたのは先生と別れた後でしたが、いつもと変わらない先生を拝見できたことにこの上ない喜びを感じていました。

<取材>伊藤 力(13期)